コード | 容量 | 保存 | 価格(税別) |
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1-CJ1-001 | 96ウェル/キット | 冷蔵(2-8℃) | 60,000 |
日本スギ(Cryptomeria japonica)の主要アレルゲンであるCry j 1を定量するELISAキットです。
あらかじめ捕捉抗体の固相化およびブロッキングされたマイクロプレートと酵素標識検出抗体を用いることで、簡便かつ迅速な測定が可能となっています。
・高感度測定が可能(検出限界:0.16 ng/mL)
・迅速な測定が可能(反応時間2時間15分)
・Cry j 1特異的で、Cry j 2との交差性なし
・室温で実施可能(恒温器などは不要)
・マイクロプレートは、開封後に洗浄なしで使用可能
・コンパクトなパッケージで省スペース化を実現
・花粉のロット管理
・室内塵中Cry j 1量測定
・空中浮遊Cry j 1量測定
・花粉暴露室におけるCry j 1濃度の評価・管理
・スギ花粉対策製品(フィルター、空気清浄機、掃除具など)の開発・性能評価
品名 | 数量 | 容量 (*) |
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抗体固相化96ウェルプレート | 2袋 | 48 ウェル |
Cry j 1 標準液(凍結乾燥) | 2本 | 2測定分 |
酵素標識抗Cry j 1抗体 | 1本 | 12 mL |
発色基質液(3, 3’, 5, 5′ -テトラメチルベンジジン:TMB) | 1本 | 12 mL |
反応停止液(0.5M硫酸) | 1本 | 12 mL |
検体希釈液 | 2本 | 30 mL |
洗浄液(20倍濃縮液) | 1本 | 30 mL |
マイクロプレート用シール | 3枚 | |
取り扱い説明書 | 1部 |
* 1袋または1本あたりの量
測定範囲 | 10-0.16 ng/mL |
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検出限界 | 0.16 ng/mL |
カーブフィット | 4-parameter logistics、もしくは3次式を推奨 |
日内再現性 | CV <3% |
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日間再現性 | CV <7% |
室内再現性 | CV <8% |
Cry j 1試料液を3重×6回測定し、再現性を評価した。
本ELISAにおいては、Cry j 2(0.1、1、10、100 ng/mL)に対する反応は認められず、
Cry j 1を特異的に測定できることが確認された。
Terumi Midoro-Horiuti et al. “Structural basis for epitope sharing between group 1 allergens of cedar pollen.” Mol Immunol 43 (2006): 509-518.[PubMed]Sakaguchi, Masahiro et al. “Epitope specificity of IgE antibodies to a major allergen (Cry j 1) of Japanese cedar pollen in sera of humans and monkeys with pollinosis.” Immunology 91.2 (1997): 161-6. [PubMed]
高橋裕一、宮澤博、阪口雅弘、井上栄、片桐進、名古屋隆生、渡辺雅尚、谷口美文、栗本雅司、安枝浩, 室内塵中のCryj1量と空中スギ花粉数との関係、アレルギー 1994; 43(2):97-100.
渡辺雅尚、田村正広、名古屋隆生、高橋裕一、片桐進、岡鉄雄, スギ花粉抗原(CryjI)に対するモノクローナル抗体を用いたEnzyme-LinkedImmunosorbentAssay(ELISA)によるCryjIの測定、アレルギー 1992; 41(11): 1535-1539.
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