ITEA株式会社の副所長の宮澤 博と申します。弊社創設当時よりアレルゲンの精製などの技術指導、またELISA測定系の構築など相談を受けてまいりました。その縁もあり2022年4月より現職に就いております。
私は「無いものは作ろう」、「何事も自分で確かめてから」、そして「行き詰まってからが本番」を信条にしております。カッコイイことは一つもありませんが、小さなことの積み重ねが真実の高みへの唯一の道と信じております。
弊社はアレルギー領域に特化した業務を特徴とし、目指すところはオンリーワンとして頼っていただける会社です。受託、試薬、研究開発と3部門がありますので簡単に紹介いたします。
まず受託部ではアレルゲン低減化の評価や殺ダニ効果などの試験を承っております。ご依頼いただく内容は多種多様でありますので、ご相談しながら的確な試験方法をご提案し、カスタムメイド対応を行っております。
試薬開発部ではダニ、花粉、カビやペットなどのアレルゲン抽出物の販売、おもなアレルゲンの測定キットや抗体試薬などを販売しております。特注品にも可能な限り対応しております。今後は精製アレルゲンなどもそろえてラインナップを増やす予定です。
研究開発部では、次世代のアレルゲン低減化の評価法の構築を目指しております。たとえばPCRを用いたアレルゲン評価法の開発、床ゴミ細塵や花粉を用いたより実際的な試験方法の開発などです。
弊社のスタッフは専門的な知識や技術の蓄積と豊富な経験があり、皆様のご要望に応えられると自負しております。どうぞ宜しくお願いいたします。
東京環境アレルギー研究所 副所長 宮澤 博
杏林短期大学衛生技術科(博士保健学)
杏林大学保健学部教授を経て2022年4月より現職
2008年度 油脂工業会館油脂技術論文 最優秀賞